所属支会:大寄支会
内ケ島は、大寄地区のほぼ中心部に位置し、小学校や郵便局、農協などがあり、昔はいくつかの商店が立ち並んだ賑やかな地区でした。地域の南を東西に国道17号バイパスが横切り、南北に県道伊勢崎・深谷線が縦断しています。
小山川右岸の低地に位置しますが、この地区も利根川の氾濫によって形成された島状微高地が地名の由来、また地内の永光寺付近は内ケ島館跡のあったところといわれています。これは、源平一谷の合戦で、平家の武将平忠度を討ち取り、一躍功名を上げた岡部六弥太忠澄の先祖、武蔵七党の一つ猪股党内島五郎の館跡といわれていますので、そこから地名になった方が正当のようです。
また、埼玉県と深谷市の民俗無形文化財に指定されている「内ケ島万作踊り」があり、保存会が発足されています。深谷市史によると江戸時代(1776年)に逆上り、その歩みは246年間におよび現在まで永々と伝承されてきています。(2022年現在) 江戸時代 伊勢参りに出かけた村の人々が、旅先で覚えてきた唄や踊り・劇を、有志が試行錯誤してまとめ、村の祭りなどで演じたのが始まりで、娯楽の乏しかった村に民俗文化の灯が点され、いつしか地区民挙げての主流娯楽になったようです。現在は、公民館主催の芸能祭に毎年出演し、保存会の活動をお披露目しております。また、小学校で踊りの指導を行い、大寄小学校の運動会では全校で「万作踊り」を踊るなど、子どもたちに伝承されています。
◇令和6年度役員
自治会長 | 橋本 実 |
副自治会長 | 久保 親一 |
副自治会長 | 須藤 浩一 |
副自治会長(会計) | 酒井 義光 |
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