所属支会:豊里支会
当会は利根川を背に東西に延びた中瀬地区のほぼ中央に位置し、会員数58世帯、4組(班)で構成しております。集落内にはコーラゴーキン株式会社や株式会社中瀬青果市場などの企業もあり、地域住民の雇用をはじめ自治会活動にも貢献頂いています。
当会の最大イベントは毎年7月末に中瀬地区で開催される夏祭りですが、引き出す屋台が老朽化しており、その修繕費の捻出のため特別会計として屋台維持管理費を設定するとともに、毎年度行政などの補助金申請をしております。又、京街囃子保存会を設置し伝統文化の継承に努めています。
集落内の史跡としては、中瀬神社があり当自治会館もその境内にあります。中瀬神社は永正年間(1500年代)に15社大神社を祭祀し建立されたと云われ、中瀬地区の守護神として毎年2月の建国祭、春祭り秋祭りなど中瀬地区の自治会長の出席も頂き催行されています。 本殿の彫り物は左甚五郎の流れを汲む石川藤太郎豊光の作で、天保11年(1840年)から安政4年(1858年)にかけて制作されました。豊光は江戸末期から明治にかけて越後地方の社寺の彫刻や絵画で著名な江戸彫石川流本流の石川雲蝶の同門先輩でもあります。 中瀬神社は深谷市の文化財にも指定されていますので、ご興味のある方は是非ご参拝下さい。
近年になり地域住民の行動範囲は市内、県内、国内そして海外へと広がり、コミュニティの場が大きく変化してきています。又、他の自治会同様に少子高齢化が進み役員の選出が難しくなっています。このような状況を踏まえ、当会としては地縁団体としての自治会活動は会員のためにあることを基本理念として、行政や関連団体のご指導を頂きながら組織のスリム化や活動内容の見直しを推進し会員負担の軽減を図るとともに、ウイズコロナの生活スタイルに順応した活動を進めてまいります。
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